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直してもらったので、改めてアップします。
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待望の アリス・イン・ワンダーランド、ついに見に行ってきました。
ティム・バートンXジョニー・デップの映画なので、かなり期待していました。
確かにそーゆーコンビの映画だなと納得したが、口コミを見たらかなり賛否両論の映画だそうです。

物語としては普通のアリスなのですが、「普通のアリスではない」という視点から解読することもありうると思います。
熟知されている童話なので、いかにして「映画作品」に生かせればいいのか?どのように観客に理解してもらえばいいのか?といった問題は確かにむずかしいのではないか。

なので、物語自体より、撮影のやり方や、さまざまな隠喩に注目したほうが、より楽しめるのではないかと思っています。
たとえば、一見まったく童話のヒロインに似合わないアイスの目立っているクマ。
麻薬問題にかかわってんじゃねぇの?と友達が言ってましたが、それはアリスが毎日悪夢を見ているからではないかと考えられます。
童話のヒロインはいつまでも完璧なわけではないし。


今回はお金をケチって2Dを見ましたが、3Dとそんなに遜色ないだろうと思っています。
3Dを見ればよかったななどがっかりはしませんでした
ティムの映画が鮮やかな色や奇妙なデザインといった特徴で有名なので、この前提を受け入れた上で見るとすれば、
別に3Dを見なくても画面のキレイさを十分楽しめるんじゃないかと思います。
もちろん音楽もステキでした。

一番印象的なのはやはり衣装のデザインでした。
童話の世界のイメージにぴったりだったと思いますし、個人的な趣味もありますけど、
あの服装は私に言わせると”絶賛物”です。十分楽しめました。 
アリスのワンピ、着てみたいな(笑)。

アリスの成長もこの映画の見所でした。
周りの期待を裏切らないように彼女なりに)努力はしましたが、逃げちゃったりします。
だけど、最後はやっと自分の意思をもって(自分の人生を)で選択することができました。
自分が信じているからこそ不思議なことがリアルになる。そして自分が選択することもできる。
我々の一人一人はヒロインじゃないけど、そして普通の人間が生きている世界では、あのように怪物たちと戦うことがありえないけれど、
信じて、そして自分で選ぶ、ということができれば、自分にとっての自分はヒロインになれるのではないか。

ちょっと残念なことは、ジョニー・デップの演技だと思います。
もちろんジョニーは素晴らしいし、元々ジョニーの大ファンなので、ジョニーのためにこの映画を見に行ったわけですが、
確かに、口コミ通り、せっかくジョニーを使うなら、もっと生かせれたらよかったのに、と思いました。

そもそも、映画の楽しみ方にはさまざまあります。
面白い物語を見て、いっぱい笑ったりいっぱい泣いたりする、というのが一つめです。
あるいは、映画に関していろいろ考えさせられることも有意義です。
また、監督の独自の特徴や撮影のやり方を研究することも結構面白いかもしれない。
いずれにせよ、映画というワンダーランドに入って楽しめるのなら、それがいい映画だと思います。

今度見たい映画は、劇場版ヘタリアなのです。(笑)
楽しみにしてます!
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