天野月さんの歌を聴き始めたのは、去年の春だったかな?
最初は多くの人と同様に、ゲーム「零」シリーズの主題歌から天野さんのことを知った。
まずは蝶、そして声。当時は「天野月子」という名前だったけど。
そして、口コミを見たら、アルバム「天龍」を購入。「龍」を聞きながら鳥肌が立っていた。
あとは「ZERO」と「カタログ」、そして、今年の新作の「Litch」。
全部揃えたいな。


この前初めてライブに行って、ものすごく感動した。
天野さんの歌を全部聞いたわけではないので恥ずかしいけど、
私のTOP10曲を書いてみる。

No.1 ウタカタ、花冠
一位は間違いなく、この二曲だ。この二曲は本当に比較できないぐらいに大好きだ。
「ウタカタ」は失恋した私の気持ちをぴったりと歌ってくれた。
このブロウのタイトルのように、「再び出会えるなら、一から私を見初めて欲しい」。
今でもこの気持ちが変わってない。
絶望したようなメロディーの中で、天野さんが叫んで唄っている。
そして、何回も涙を流した。
その人に対する思いはウタカタのように虚しいことだとしても、それが私の全てなのだ。


そして、「花冠」。
最初は悲しく静かなメロディーが流れているが、急に激しくなり、心の奥まで刺してくるような天野さんの叫びがこの曲の最高潮に導いていく。
魂まで震えた一曲。
「愛しい人よ、せめて私を切るときは、瞳開けて、滅びる瞬間まで見取って。」
心が痛いほど、感動した曲だ。


No.2 龍
最初に聞いたのは、youtubeのFFシリーズのMADだった(笑)。
勝手にFFの主題歌かなと思い込んでしまった。
なんだか中国風に聞こえるメロディーは、タイトルの「龍」とぴったり。
激しい旋律はどんどん上がっていく途端、「目を覚ませ、私の獣」と急に止まる。
まるで龍が空に飛んでいき、最後に姿は雲の向こうに消えていった様子。
何回聞いても飽きないのだ。

No.3 声
ゲーム「零~刺青の声」の主題歌。
その人と付き合うようになった夜は、彼の部屋で、このゲームを一緒にやってた。少しだけだったけどね。
そのときはもちろん、主題歌の「声」を知らないまま、ただその人がゲームに夢中になってる横顔に惚れてた。
最初は悲鳴のような静かな旋律が流れ、だんだん上がっていく。
「昇る、昇る、太陽が私の場所を浄化する」、天野さんの声も昇っていく。
ゲームの内容はほとんど忘れたけど、天野さんの声が、私の胸に残っている。


No.4 蝶
ゲーム「零~紅蝶」の主題歌。
これもその人と一緒にやってた。最初のところだけだったけど。
当時一緒にゲームをやってた後輩が怖がっていたから、すぐやめてしまった。
「燃え尽き、燃え尽き、戻らない約束の場所」、天野さんが激しく歌ってくれる。
ゲームのはじめのところしかやってなくて残念だけど、もし全部やってみたらきっともっと感動するでしょう。



No.5 箱庭~ミニチュアガーデンー~
アルバム「カタログ」の一曲目。
メロディーが出る前に登場したリズムはすごくナチュラルで、軽くつぶやいてるような感じがする。
だけど、最後は「許して、許して、殺して!やわらかく抱いて」と激しくなり、そのギャップが魅力的に感じられる。
これまでの5曲と同じような激しい感じの曲なんだけど、最初のところの跳ねているようなリズムがこの曲の特徴かな。

No.6 ゼロの調律
これは「零~月食の仮面」の主題歌。でも私はこのゲームやったことない。
「花冠」とのよじように、非常に静かな旋律から始まり、急に激しくなっていくタイプの曲。
でも「花冠」と違って、「ゼロの調律」は歌詞が入る前にすでに激しく感じられる。
そして、「Just call my name!Just call my name!」と、この曲の最高潮が登場。
この曲の英語バージョンもあるけど、私はやっぱり日本語版が好き。
聞き慣れたからかもしれない。
天野さんは、本当こんな激しいロックに似合うよね。


No.7 ひかりのサーカス
七位以降は優しい天野さん。この曲は最新アルバム「Litch」の一曲目。
楽しそうに聞こえるピアノから始まり、そして少しのギター、バイオリンも。
天野さんの優しい声に包まれるように、癒される。
優しく、楽しく、透明感のあるようなヒカリが感じられる。
「おはよう、おはよう、今目覚めるよ」
朝この曲を聞きながら、朝ごはんを食べたり、お化粧をしたりして、自分に微笑んで「おはよう」と言えるような気がする。
今年のライブで、この曲からスタートすることで、私はすごく興奮した。


No.8 月
これも優しい一曲です。最初から最後までは癒し系のピアノとチェロ。
風が透き通るような感じ。月を見たくなってしまう。
そして、歌詞が描いてあるように、
「コンクリㄧトのビルの谷間から、君と暮らした街を想った」
でも、寂しいメロディーのように、君はもう側にいないのだ。


No.9 砂糖水
相当可愛らしい一曲。砂糖水のように、軽くて、甘~い感じがする。
三拍子のリズムはかなり珍しく、ゆらりんゆらりんのような雰囲気が作られる。
こんな曲を歌う天野さんも、かわいいなと、微笑みながら思ってる。

No.10 骨
最後は、「天龍」で収録されたバラード、「骨」。
優しいメロディーが癒されるという点は、私がこの曲が好きな理由の一つだけど、
歌詞も大好きなのだ。恋人の間の甘い風景が巧妙に描かれている。
「ニキビ潰した跡や、背骨沿いにあるほくろは、教科書捲り眺めた、星座のよう。」
奇妙に美しく感じられる。


以上はTOP10の曲だった。
このリストはまたどんどん書いていける。
天野さんの曲は、全部大好きだから。
天野さん、どんどん唄ってください!

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